理事長挨拶
理事長の挨拶
私たちは2020年代には月面基地を建設し、更に21世紀前半中には火星にも宇宙飛行士を送り込もうとしています。環境問題や経済問題も既に全地球規模で捉えなければいけない時代に入ったといえます。従って私たちの生活圏も恐らく21世紀後半には宇宙空間に広がり、月や小惑星から貴重な鉱物資源が地球に輸入され時代が到来することも現実味が出てきたといえます。
宇宙の閉鎖生態系の中で人間が安全に生活するための技術は、当然のことながら地球での生活にも応用され、現在の大きな問題である環境問題やクリーンエネルギー問題の解決手段となることも期待できます。人類にとっての新たな生活空間を作るための準備を今から始めるべきなのです。そこで大切なのは、宇宙時代の主役はそこで生活する“人間”、つまり“個人”であることへの再認識です。本来ロケットや人工衛星は手段でしかなく、宇宙開発そのものが目的ではないのです宇宙開発の使命とは、本来、一人ひとりの精神性を向上させること、つまり人類の精神性の進化に貢献することにあるのです。
そして、私たちは“百年の計”という視点を持つことが重要です。現在の延長線上に未来があるのではなく、百年後の未来に生きる私たちが現在の私たちを引き上げるのです。この考え方を持つことにより、私たちは発展の中において発展を超えることができます。私は、新たなフロンティアとして宇宙を捉え、皆様と共に“宇宙時代のあるべき姿”を創り上げる場としてNPO法人宇宙空間産業研究会の活動を展開していきたいと思います。
2007年9月7日
理事長 佐鳥 新
理事長 佐鳥 新
